ノートパソコンの電源が入らないという時の原因は大きく3つあります。
部品交換が必要な場合はメーカーに依頼しなければいけない時もありますが原因によっては自分で対応できる場合もあります。
ノートパソコンの電源が入らない原因
②ACアダプタの故障
③パソコン本体の電源部、マザーボード(基盤)の故障
パソコン内部に不要な電気が帯電している
静電気が発生しやすい冬の時期によく発生しますがパソコン内部に不要な電気が帯電することがあります。
そのような場合は放電作業をすると復旧することができます。
バッテリーが取り外せる場合
バッテリーが取り外せるモデルは一度バッテリーを取り外して5分間ぐらい放置します。
そうすると不要な電気が放電されてノートパソコンの電源が入るようになります。
バッテリーが取り外せない場合
バッテリーが取り外せないモデルは残念ながら放電作業を行うことができません。
ただ、ノートパソコンのモデルによってはメーカーのホームページにバッテリーを取り外さないで放電する方法が記載されていることもあります。
たとえばNECのバッテリーを取り外せないモデルでは「メモリスロットカバーの取り外し」や「電源ボタン20秒間押し続ける」といった作業で放電を行うことが可能です。
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バッテリーを取り外せない時の放電方法(NECノートパソコン)
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最近のノートパソコンはバッテリーを取り外せないモデルが多くなってきていますがメーカーごとに放電方法が記載されている場合があるので一度確認してみましょう。
ACアダプタの故障
あまり故障するというイメージは無いかもしれませんがACアダプも故障することがあります。
故障しているかどうかの判断は別のACアダプタを接続して確認を行います。
身近に同じACアダプタを持っている人いればいいですが、そんなに都合よく同じACアダプタを持っていることは少ないと思いますのでパソコン修理ショップに持っていって確認してもらうのが良いでしょう。
ACアダプタは形状、電圧、電流があっていれば別のメーカーのものでも代用できます。
パソコン本体の電源部、マザーボード(基板)の故障
放電、ACアダプタの交換を試しても電源が入らない場合はパソコン本体の電源部、マザーボード(基板)が故障している可能性があります。
その場合はメーカーでの修理となり修理費用は高額になりますので使用年数によっては買い替えも検討したほうが良いです。
メーカーのホームページには電源部故障の場合の概算見積金額を記載している場合もあるので一度確認してみましょう。
まとめ
ある日突然ノートパソコンの電源が入らなくなったらすごく焦ると思いますが放電作業で復旧する場合もあるので、まずは放電を試してみることをおすすめします。
それでも復旧できない場合は修理料金が発生するので使用年数も考慮して修理するかどうかを検討しましょう。
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