光回線の料金が高い時はオプション契約を確認!

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パソコンサポートの仕事をしているとお客様からインターネットの料金について相談されることがよくあります。

相談内容としては

・毎月これぐらい料金がかかっているけど妥当なのか?
・安くすることはできないのか?
・インターネット回線を変更したら料金が高くなった。
・電話で「安くなります」という勧誘がある。
インターネット回線の料金は毎月の支払いなので、すこしでも安くしたいという思いは皆さんあると思います。
この記事ではインターネット(光回線)の標準的な金額と高くなる原因について解説します。
目次

結論

オプション契約を確認しましょう!

光回線の料金が高くなる一番の原因は不要なオプション契約をしていることです。

インターネットは「回線契約」と「プロバイダ契約」が必要

インターネットの契約は一般的に回線の契約とプロバイダの契約の2種類が必要になります。

回線契約

現在は光回線が主流になっていますがADSL回線やケーブルテレビ回線もあります。

違いは接続速度です。具体的にはインターネットのページがすぐに表示されるどうか。

光回線が一番速い回線ですがその分料金は高額になります。提供業者は以前はNTTやauでしたが2015年からNTTが光回線を他の業者に光コラボレーションという卸業務を始めてから様々な業者が参入してくるようになりました。

プロバイダ契約

インターネット利用するためのID、パスワードを発行している業者です。

よく例えとして出るのが高速道路の料金所や遊園地、映画館の窓口。

チケットを発行してもらって初めて高速道路や遊園地・映画館に入ることができるようにインターネットを利用するにはチケット(ID,パスワード)を発行してもらう必要があります。

提供業者は有名なところだとOCNやBiglobe、Niftyなどがあります。

光コラボ(光コラボレーション)

光コラボ(光コラボレーション)とは、NTT東日本とNTT西日本がプロバイダーや携帯キャリアなどの事業者に対して光回線の卸販売を行うサービスモデル「光コラボレーションモデル」のことです。

光回線の卸し提供を受けた事業者は光コラボ事業者と呼ばれ、光回線と独自のサービスをあわせてユーザーに販売します。

今までは回線業者とプロバイダ業者、それぞれ契約する必要がありましたが光コラボ業者は回線・プロバイダの両方を兼ねていることが多いので1社との契約だけでインターネットを使えるようになります。

また、回線業者、プロバイダ業者それぞれと契約するよりも料金が安くなるといったメリットがあります。

一般的な料金(回線料金+プロバイダ料金)

インターネット回線の料金は「戸建て」と「マンション」で異なります。

戸建てタイプ:5,000円~6,000円
マンションタイプ:4,000円~5,000円

回線業者、プロバイダによって多少差はありますが戸建てで6,000円、マンションタイプで5,000円以上支払っている場合は余計なオプション契約をしている可能性があります。

オプション契約の種類

電話

光回線経由で電話ができるサービス。アナログの固定電話回線に比べて基本使用料が安くなったり通話料が安くなるというメリットがあります。

ただ、今は携帯電話が普及して固定電話をもたないという家庭も増えているのでそのような場合は不要のサービスになります。

料金は月額500円前後で設定している業者が多いです。

リモートサポート

パソコンの操作でわからないことがあったりトラブルが発生した時に遠隔で対応してくれるサービス。電話ではうまく説明できなくても遠隔対応であればすぐに解決できることもあります。

ただ、毎月何回も問い合わせする場合は良いと思いますが利用頻度が低い場合は無駄なオプションサービスになります。

最初は必要と思って契約したけどほとんど使っていないという声も聞くのであまり利用していないなと思ったら解約の手続きをしましょう。

料金は月額500円前後で設定している業者が多いです。

セキュリティ

ウイルス対策、迷惑メール対策、フィルタリングなどを月額課金で提供しているサービス。

インターネットに接続する場合はウイルス対策は必須です。

ただ、Windows10は標準でDefenderというウイルス対策ソフトが搭載されているので、使い方によってはそれで十分な場合もあります。

インターネット上でネットバンキングやクレジットカードを使ってのネットショッピングを行わない場合は有料のウイルス対策ソフトでなくDefenderでも個人的には問題ないと思います。

動画

ドラマや映画など見放題のサービス。これも最初は必要と思って契約したけどほとんど観ていないということもあると思うので、不要であれば解約するようにしましょう

また、今はNetflixやHuluなどコンテンツ数が多い月額動画サービスも増えているので、あえてプロバイダの動画サービスを契約するメリットはあまり無いです。

オンラインストレージ

インターネット上にデータを保存できるサービス。クラウドストレージは便利なサービスですがDropboxやGoogleドライブ、OneDriveなど信頼性の高いサービスが数多くあるのであえてプロバイダのクラウドストレージサービスを契約するメリットはあまり無いです。

まとめ

インターネット回線が高いという時はほとんどが使っていないオプションサービスを契約していることが原因です。

最初は必要と思って契約したり、よくわからないまま契約してそのままにしている方もパソコンサポートの仕事をしているとよく見かけます。

インターネット回線に限らずですが月額サービスは一度見直しをすると年間で考えるとかなり節約なるので一度見直しをしてみるのもいいと思います。

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この記事を書いた人

地方でパソコンサポートの仕事をしています。
パソコンサポート歴15年。2級パソコン整備士資格。
パソコンのトラブル情報、解決策を発信していきます。
仕事ではWindowsを扱うことが多いですがプライベートではMacを使用しています。

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